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2007年4月30日 (月)

謎の大家(2)

悪徳不動産屋という言葉はよく耳にしますが、悪徳大家や悪徳客も、実はたくさん存在します。悪徳客?と驚かれるかもしれませんが、いるんですよ そういうお客さんが。

悪徳客の一例

不動産屋は駅前に店舗を構えることが多いので、タクシー代りに利用する客がいます。自分が今から向かおうとする目的地の最寄りの駅まで電車で行って、駅前の不動産屋に飛び込み、目的地近辺の物件がないか尋ねます。あれば、即案内してほしいと言って、車で物件を見に行きます。物件を見た後で、「近辺の環境を見たいから、今日はここでいいよ。」と言って、現地で別れます。もちろん来店時に記入してもらう顧客情報は全部嘘っぱちです。

あと、美人局(つつもたせ)的な客もいます。若くてちょっと派手目な女性客が一人で来店したときは注意が必要。マンションなどの物件を案内する場合、密室で2人きりになる事が多いので、実際何もなくても、後から強面のお兄さんと一緒にやってきて、この前襲われかけたなどど、難癖をつけてくることがあります。普通は、逆に襲われたら怖いという気持ちから、若い女性の場合は、知人の男性と2人で来店したり、友達を誘ったりして複数で来店するものです。女性客が一人で来た場合は、物件の案内時に、店の女性事務員を同行させたりして、トラブルを避けたりします。

悪徳大家の一例

賃貸物件の場合、最初から室内に設置されている機器の不具合が発生した場合、入居者の不注意で壊さない限り、修理・交換は大家の負担となります。蛍光灯などの消耗品は別ですが、エアコンやガス給湯器、換気扇、集合テレビアンテナなどが、この対象となります。しかし、こういった機器が故障しても、頑として自腹を切らない大家がいます。そういった大家の物件を管理していると、不動産会社は入居者と大家の板挟みとなり、かなり苦労します^^;

中には犯罪ぎりぎりの大家もいます。一等地に立つ、オートロック付きのワンルームマンション。テレビなどでも大々的に宣伝をしていたマンションで、大阪市内に10棟ちかく建設されていました。大家は個人ではなく、会社名義だったのですが、当時同業者のなかでも、有名な悪徳業者でした。手口はこうです・・・敷金・保証金・共益費は普通の額なのですが、家賃が破格に安い。しかもきれいな物件で、交通の便も良いため、お客さんを案内すると、ほぼ100%即決で決まります。しかし、世の中そんなにおいしい話は転がっておりません。家賃の値上げは、法的に規制されていますから、極端に値上げをしてしまうと裁判沙汰になります。しかし、共益費に関する法規制は、当時ありませんでした。ですから、入居後数カ月すると、入口オートロック機能の修理だとか、外装の塗り替えだとか、様々な項目をもってきて、共益費がガンガン上がります。しまいには、家賃を追い抜くくらいの額まで跳ね上がります。そこでたまらなくなって、入居者は引っ越します。その場合、敷金もほとんど戻ってきません。つまり、この大家は安い家賃でお客を釣って、共益費を吊り上げて数か月で追い出してしまう。入居時の敷金・保証金でガッポリ稼ぐ・・・という方法です。

そういった、裏知識も頭に置きながら、例の謎の大家の元を訪れました。3階建てのビルだったのですが、入口にはテレビカメラが・・・・・・。よく見ると、1階の窓にはすべて、頑丈な鉄格子が・・・・・・・。いやな予感がする (T_T)

つづきはまた明日 (*^^)v

2007年4月28日 (土)

謎の大家(1)

ココログのブログは、各記事ごとのアクセス数を見ることができるのですが、私のブログ内において、ダントツのヒット数を誇っている記事が、『3分で激ウマカレーを作る方法』です^^;

思わぬ記事が人気なので驚いております。次に多いのが不動産関係の記事。やはり、身近な話題の方が、読んで頂いている方の興味を引くということでしょうか。そこで、ふたたび不動産業界の裏側をご紹介 !(^^)!

不動産会社と大家さんの関係には、大きく分けて3つのパターンがあります。仲介・管理・完全管理の3つです。それぞれの違いを簡単にご説明します。

「仲介」  これは、単に入居者に物件を紹介するだけで、賃貸契約書は作りますが、入居してしまった後は、不動産会社は基本的にノータッチです。家賃の支払いや、入居後のトラブルも、入居者と大家で直接交渉していただきます。

「管理」 これは、入居後の家賃管理や共益部分の管理も不動産会社が行います。入居後は、不動産会社とすべて交渉するケースとなります。

「完全管理」 このケースは特殊ですが、マンション等の部屋を不動産会社が全部借り上げます。つまり、大家にしてみたら仮に空き部屋があっても、家賃が入ってくることになります。不動産会社がマンションをまるごと借り上げて、そこに客を付ける形となります。

ケースごとに、不動産会社に入ってくる手数料が変わってきます。仲介の場合は、仲介手数料しか入りませんが、管理だと仲介手数料以外に管理費を大家に請求します。完全管理の場合は、家賃そのものを設定できますから、大家から月10万で借りて、入居者には12万で貸すといった具合に、家賃収入も見込めますが、空き部屋が多いと赤字になります。

今回のお話で出てくる大家は、管理物件の大家さんです。管理物件の場合だと、入居者の方が大家と直接顔を合わすことはほとんどありません。というか、大家さんが入居者との間で何らかのトラブルが発生しても、直接かかわりたくないという場合に、大家さんが管理費を払って、不動産会社に任せるわけですから、当然です。

管理している物件の大家さんには、毎月報告書を作成して、現況を伝えます。入退去の予定、家賃滞納者の状況、共益部分でかかった経費(蛍光灯の取替・清掃など)。これは、当時店長を任されていた私の仕事でした。しかし、ある大家さんだけは、社長が直接出向いて行って、私はカヤの外です。報告書は私が作るのですが、なぜか行かせてくれません。大家さんは個人ではなく、会社名義のマンションだったのですが、逆にそういった物件の方が、ビジネスライクに話ができるので、簡単なはずなのに・・・何かある。絶対何かある。そして数か月後・・・

「そろそろ、丸矢商事(仮名)さんの月例報告、行ってもらうかな。」

社長のこの言葉で、謎の大家さんとご対面することに・・・来週につづく(*^^)v

2007年4月27日 (金)

実録 振り込め詐欺(2)

安易にお金をだまし取ろうという手合いには、あまり頭がよろしくない連中が多いのは確かなのですが、まずは深入りしない事です。私の場合、怒り爆発でいくらか冷静さを欠いていたため、長々と会話を続けましたが、本来は即電話を切りましょう。法的な手続きは、必ず書面でなされるもので、口頭で済まされることはありません。また、仮に書面で金銭を支払えと要求するものが届いた場合でも、心当たりがなければ応じないこと。心配ならば、市役所や区役所、警察署などに相談窓口がありますので、そちらに出向きましょう。

では、昨日のつづきです。

「債権の譲渡と、おっしゃいましたが、譲渡には色々な制約があるのはご存知ですよね?そちらは金融の専門なんですから。」

「はい、正当な手続きの下で、譲渡は完了しております。さっそくですが、今からお伝えする口座に12万を・・・」

まだ、食い下がってきます。あきれたものです。相手の知識をちょいと確認^^;

「では、登記はすでに済んでいるということですね。」

「と・う・き?冬季?投棄?陶器?」

「いいですか、債権の譲渡は、法務局の登記が必要ですよ。ですから、早速ですが法務局に出向いて、その内容をこちらで確認させていただきます。更に言わせていただくと、その登記には、債務者・・つまり私の同意が必要なはずですが、それがどのような形でなされたのか、調べさせて頂きます。場合によっては、逆に文書偽造などの罪でそちらを訴える形にもなろうかとおもいますが、覚悟して下さいね。」

相手は、もう何も言いませんでした。だんまりです。

「あのね。人をだまそうと思うなら、もうちょっと勉強しなさいよ。しっかり勉強したうえで、掛け直して来い、このボケが!」

そう言って、電話をブチ切りました。残念なことに2度と掛ってはきませんでした。

現在でも架空請求詐欺は、横行しています。手口も巧妙になりつつあるということなので、くれぐれもご用心を^^;

汗水たらして働いて、一生懸命稼いだお金を、こんなアホな連中にくれてやるなんて、もったいないの極地です。事実、支払ってしまう人が後を絶たないため、こういった連中が相変わらずはびこってしまうのです。被害にあう前に、お金に関する知識を身につけておきましょう。(*^^)v

2007年4月26日 (木)

実録 振り込め詐欺(1)

数年前に、実際に私のところに振り込め詐欺の電話がかかってきました。その時の内容をご紹介したいと思います。

電話に出ると

「真衛門さんですね。こちら腹黒金融(仮名)ですが、今回あなた様の借金を当社で1本化して欲しいとの、債権者の方からのご依頼がありまして、すでに一本化いたしました。つきましては、今後のご返済は当社の口座に振り込んでいただく形になります。」

はあ?なんじゃこいつは? これが噂の振り込め詐欺か。「お金をあげる」と言われるとむちゃくちゃうれしいのですが、「金を払え」と言われると、その50倍くらい腹が立ちます。思わず、

「借金なんかない!ふざけんな!」と電話をブッチ切ってしまいました。まあ、クレジットカードで分割購入した物とかもあるので、正確には借金がない、とは言えないんですが、明らかに相手が嘘を言っていることがわかったので、その行為自体にブチ切れておりました。でも、電話を切った後で、もうちょっと、とっちめてやればよかったな~と、微妙に後悔しているところに、カモがネギしょって電話してきました。

「真衛門さ~ん。電話切らないで下さいよ。重要なお話なんですから。」

相手の割と丁寧な話し方に、逆に小馬鹿にされているようで、怒り度数は更に跳ね上がったのですが、ちょっと遊んでやることにしました。

 「じゃあ、お伺いしますが、債権者とは、どこの金融会社さんですか?こちらでも確認しますので、おっしゃって下さい。」

「いや~それは、申し上げられません。そのうち、債権者さんの方から直接ご連絡があるかとは、思いますが、個人情報ですので・・・。」

おい!本人が自分の個人情報をなぜきけないのか?他人に漏らすのは問題としても、本人相手に話していて、個人情報の漏洩もクソもないだろうが。個人情報という言葉の響きだけで、何でもごまかせると思っているのが、手に取るようにわかります。

「では、確認したいのですが、私の負債を御社が全額肩代わりしてくれたということですか?」

「はい、そうです。すでに、債権者の方には、当社が支払いを済ませております。ですから、真衛門さんは、今後当社に対して今まで通りの金額をお支払いいただくだけで結構です。しかしながら、初回のみ一本化の手数料等がかかっておりますので、12万円振り込んでいただく形となります。」

出たな。それが本音か。そっちがその気なら・・・。

「いやいや、お手数をおかけしましたね。代位弁済していただけるなんて。もちろん金融関係のお方ですから、代位弁済、ご存知ですよね?」

「え・・えぇ。うちが真衛門さんに代わってお支払した・・・ということですよね・・・。」

「分って頂いておれば、こちらも安心です。おかげで、借金がなくなりました。ありがとうございます。何もお礼はできませんが、まあ そちらが勝手にしたことですから、しょうがないですね。本当に助かりました。」

「ちょ・・ちょっと 何言ってるんですか。ですから支払いを・・・。」

「債務者の承諾なしの代位弁済に債権は発生しませんよ。単に私の負債が消滅しただけです。ご存じだって言ったじゃないですか。」

「いや、債権を譲渡したってことですよ。ですから、こちらに債権があるわけです。」

「ほほ~債権の譲渡ですか。それは代位弁済ではありませんね。それなら、それでお話は変わってきますね。」

ここからが、追い込みの本番です。つづきはまた明日 (*^^)v

2007年4月25日 (水)

クロサギを見て

TUTAYAのレンタルで、『クロサギ』を観ました。詐欺師のTVドラマだったんですが、詐欺の手口としては、どうしてもTV放映用ということで、けっこう穴だらけだったんですが、恋愛ドラマとしては結構おもしろかったです。

推理小説を書く 小説家の方は、完全犯罪とかをテーマにした場合、「必ずどこかに絶対実行不可能な要素を盛り込んでおくことが、小説家のモラルである」、と巻末の評論の中に書いてありました。まあ、そうでしょうね、真似する人が出てきたら困りますもんね^^;

しかしながら、貴志祐介作の『青の炎』を読んだ時は、衝撃が走りました。この作品は映画化もされていますが、小説の方を読んで下さい。読み進めていくと、この作者は本当に人を殺した事があるんじゃないか?と思われるくらい、犯罪を犯すものの心理が克明に描写されています。読んでいて、心理的にとても怖くなってきます。さすがホラー作家の書く推理小説は一味違うな~と感心します。

この小説では、自然死にみせかけて義父を殺す計画が中心なのですが、このとおりにやれば、完全犯罪が成立するんじゃないか?と思わされてしまいます。一応、巻末の解説の中に、実行しても、法医学的には見破られるとは書かれているのですが、これも検死をすればの話で、そのまま葬儀が行われてしまったら・・・怖い怖い(-.-)

詐欺の話に戻りますが、詐欺が悪質なのは人を裏切ることにあります。窃盗や強盗は、見ず知らずの人がいきなり襲いかかってくるわけですが、詐欺は相手を信用させることから入りますから、お互いを知っているというのが、他の犯罪と違うところ。もちろん、法的にも罪はかなり重くなります。

それと、仮にお金をだまし盗られた後で、犯人が捕まっても、お金が返ってくる保証はありません。警察が犯人を捕まえて検挙するのは、刑事告訴であって、その人の罪を問うものであり、被害者の救済のためではありません。盗られたお金を取り返すには、別に民事訴訟を起こす必要があります。その場合、犯人が盗ったお金を、自分の借金払いとかに当てて、すでに持っていないような場合は、犯人に財産でもない限り、全額を一括で取り返すことは不可能になります。

自分で苦労して貯めたお金を、誰かに手渡す場合は、事の如何にかかわらず、信用のおける人に必ず一回は相談しましょう。もちろん、お金を渡す相手に相談したってだめですよ・・・相手が詐欺師なら特にね ^^;

2007年4月24日 (火)

不良学生との集い(4)

人が生まれ持っているエネルギーは、ほぼ同等だと考えます。まあ、中には天才的な人もおりますが、これは例外として・・・。あとは、そのエネルギーをどういった方向に、放出するかで他人の評価が変わってきます。あくまでも、他人の評価ですから、自分の信じる道を突き進むというのも、ありなんでしょうが、我々が一つの社会の中で生活している限り、他人の評価を無視することは難しい事です。裁判での有罪判決・・・これも他人の評価の一つです。

不良学生の彼らは、そのエネルギーをどこに放出したらよいか、暗中模索の状態なのです。人は誰しも、自分が所属する小さな社会において、自分の存在意義を意識します。その存在が、否定されると結果的に本人にとっても、その周囲にいる人にも悲しい結末となります。奇妙キテレツな風貌をするのも、ひとつの存在アピールなわけで、別の場所にきちんと居場所を作ってやれば、意外に元に戻ったりします。

中学校の数学は、中2までのレベルであれば、小学校の算数の能力で解くことが可能です。逆に言うと、小学校で学習する算数は、思っている以上に高度なことをやっているわけです。小・中の違いは、解き方にあるだけで、問題の質は変わりません。

テストの結果は、残念ながら100点はおりませんでした。しかし、さすがに中学生ですから80点や90点がほとんど。これが、彼らにとってうまい具合に刺激となりました。今まではテストとなると、10点とか15点しか取れなかったのが、思わぬ高得点となったため、

「先生!もう1枚やらして。今度こそ100点取っちゃる。」

小4のテストである、なんて事は些細な事です。基礎はここから始まるのです。彼らはこのペースで小4・小5・小6・・・と毎回授業の度にステップアップしていきました。教室内での座席も、最前列に5人が横並びという状況に自然となっていきました。そして数ヵ月後・・・学校でドンケツ争いをしていた子供たちが、数学に限ってのことではありますが、学年順位が真ん中より上になりました。本人たちも大喜びです。何かに自信を持つと、人は変わっていきます。

残念だったのは、頭の色が自然に黒に戻ってしまった事です。まっ金金のままトップを目指して欲しかったのですが、まあこれも自然の成り行きでしょうか。結果的に彼らは通常のクラスに編入されなおされました。(*^^)v

2007年4月23日 (月)

不良学生との集い(3)

昔の不良は、長ラン特攻服にボンタン(すその長い学生服とダブダブのズボン)だったのが、短ランになったり、やたら又下の短いズボンになったりと、流行で変化するようですが、眉毛を剃り落としたり、こめかみを剃りこんだりというのは、いつの時代も同じようで、これは、むか~し昔、歌舞伎役者が表情を端緒に現わすためにやったことだそうで、ある意味では、日本の伝統芸能を守り継いでいるのかもしれませんね^^;

では、前回からの続きとなります。

頭を金髪にしても何も言われなくなる方法・・・。

「まず、なんで頭が金髪やと怒られるか考えてみ。これは、頭がまっ金金の奴が、学校でアホなことばっかりするからじゃ。しかも成績もほとんどアホレベル。スポーツに打ち込むでもなく、金髪でうろつくだけ。やから、金髪=アホ と思われるんよ。ほんとうに金髪=アホやったら、アメリカとかアホの巣窟の国っちゅうことやぞ。」

「僕ら、なんもしとらんのに、学校の先生は、いきなり怒鳴り散らしたりするやろ。むかつくんよ。」

「それは、お前らの先輩がアホやったから、同類に思われるんよ。お前ら自身で変えていけばええやないか。たとえば、お前らが勉強で常にトップクラスを維持しとってみい、頭ええやつは皆金髪とかになってきたら、校則も変わるわい。」

なんとなく言いたいことは伝わり始めたのか、話も聞くし、意見も述べるようになってきました。会話が成立し始めた証拠です。

「成績トップ?ぜったいムリムリ。それに勉強おもろないもん。」

「お前らは、自分の能力に気がついとらんだけよ。頭金髪にした時点ですでに、お前らはものすごい事を成し遂げとるんぞ。頭金色にする勇気をもっとる奴は、そうおらんよ。」

生徒の中に、プロ野球マニアの子がいたので聞いてみました、

「打席に3回立ちました。そのうちヒットは1本です。打率はいくら?」

「3割3分3厘」 即答で返って来ました。

「じゃあ、トータル12打席立って、3本ヒットなら?」

「ちょい待ってな・・・・・・・え~と2割5分」

その生徒は、ちゃんとノートの端に計算しておりました。

「じゃあ、ここに赤い玉が9個あります。そこに白い球を3個入れました。白い球は全体の何%でしょう?」

これも即答で返ってきました 「それは、わからんよ先生。」

「安心しろ。お前らはやればできるよ。ただ、何をどうやったらいいかが、まだわかっとらんだけよ。じゃあ、そろそろ盛り上がってきたところで、いきなりやがテストでもやるかの。」

持ってきていた、テストの束を机に広げたとたん、生徒達から落胆のため息がもれました。まずは、ここからスタートと、事前に準備していたプリントです。

「このテストで、100点取れたら、今日は帰ってよし。」

テストで100点と聞いたとたんに、彼らは絶望的な顔つきになりました。がんばっても10点そこそこしか取れない彼らですから、それも当然でしょう。

「そう、落ち込むな。ちなみにこのテストは、小学校4年生の算数のテストじゃ。」

そう聞いたとたんに、彼らの目の色が変わりました。

「4年生~。100点でほんとに帰ってもええの?あとで、やっぱりダメは無しやで~。」

「先生は嘘は言わん。」

そして、机にかじりつくようにして、5人はテストにのぞみました。やる気マンマンのその姿勢を見て、明るい兆しが垣間見えたような気がしていました。明日につづく・・・(*^^)v 

2007年4月21日 (土)

不良学生との集い(2)

授業初日。教室に一歩足を踏み入れて、思わずのけぞりそうになったのは、強烈な刺激臭でした。男性用のヘアトニックと女性の化粧の臭いが入り混じって、鼻を刺すような臭いが充満しておりました。

生徒5人は、中一男子3名 中二女子1名 中三女子1名の5人です。学年も学校もばらばらですが、学力のほどは同等です。お互いが知らぬ者同士のせいか、互いに牽制し合っていて、教室内は静かなものでした。

まずは、教壇に上がり、机の前に腰かけて、全体を見回してみました。教室の隅っこに隠れるように各人がバラバラに座り、髪をなでつけたり、コンパクトを出して化粧してたり、まあ想像したとおりの状況でした。正直何から手を付けるか、このときもまだ自分では決めかねていました。しばらくぼんやりと生徒たちを見回していると、女生徒の一人が、

「せんせ~勉強せんの~?」とまったくやる気のない声で問いかけてきました。

「あ~まあ、そんなにあせらんでも 今日はのんびりやる。その気になったら勉強でもすればいい。」何も考えずに、正直思ったままを口にしていました。すると、男の子が

「勉強せんのやったら、外に遊びに行ってもええ?終わる頃には戻ってくる。」

相手も、正直な答えを返してきました。戻ってくる・・・てのが、まだかわいいですが^^;

「だ~め~。時間までは教室から一歩も外には出さん。その代り、まあ いろいろ話そうや。」 まずは、お互いを知ることから入ることにしました。広い教室の隅っこにバラバラに座っている状態では、話しにくい面もあったのですが、前に来ることは強要しませんでした。私のことが気に入れば、自然と前に近づいてくるはずです。授業をするたびに、少しずつでも、教壇に近い席に座ってくれるようになればいいし、ある意味それが、ひとつのバロメーターになるな、と考えておりました。

「野郎3人は、3人とも頭 まっ金金やな~。先生が中学の頃は全員坊主頭やったから、髪を染めるなんて事は、考えもせんかったの~。それが今の流行りか?」

髪を染めていることを注意するような口調ではなく、珍しいものを見て思わず聞いてみたといった感じで、声をかけてみました。当然の如く、学校ではかなりそのことに対して注意を受けているようで、3人とも学校に対して不満の声をあげていました。

「頭金髪でも、何も言われん方法があるがの~。というか、逆に校則で、生徒は頭を金髪にするように・・・。なんてなるかもしれん方法があるんやがの~。」

それまで、そっけない態度だった男の子も、この話には飛びついて来ました。

「そんなん、あるはずないやん。先生が嘘言うたらいかんで~。」

「嘘は言わんよ。こうすれば、ええのよ・・・・」

つづきは月曜日のお楽しみ (*^^)v

2007年4月20日 (金)

不良学生との集い(1)

私が学習塾の講師をしていたときのお話。

私の勤めていた学習塾は、大手の進学塾ではなく、中堅クラスの塾でした。そのため、生徒の層も、学校での成績でいうと中くらいの生徒がほとんど。中には、トップクラスの子供もいましたが、それは例外的なもので、逆に最下位争いを繰り広げている子供も珍しくはありませんでした。

塾は公立の学校とは違って、私企業であり、利益を追求する組織ですから、最下位争いをしている子供でも、入塾を希望すれば受け入れます。ただ、問題となるのは、成績の善し悪しではなく、素行が悪い場合です。小学生ならともかく、中学生くらいになると不良の生徒も出てきます。両親が共稼ぎも場合、学校が終わって家に一人で置いておくと何をしでかすかわからないので、塾に追いやっている・・・そういう感覚で入塾を希望される親ごさんがいるのも事実です。

ただ、こういった場合問題になるのは、他の生徒に与える影響です。言い方は悪いですが、「○○君が行っているような塾には、うちの子供は行かせたくない。」というような親の意見も出てしまいます。教える側の立場からしても、勉強を教える以前に、その不良生徒をコントロールする方に精力を吸い取られてしまいますから、授業効率も落ちてしまいます。

私の勤めていた塾の生徒数が飛躍的に伸びた時に、当然の如くそういった問題児の数が増加した時期がありました。教員会議の場で、数名の生徒の名が挙がり、塾長に対して、切り落としの要望が、各教室責任者の口から出ました。塾は学校ではありませんから、退塾の勧告もできるわけです。しかし、塾長が下した判断は、自主的にやめてもらう方向にもっていくことでした。「隔離してしまおう。友達がいない環境なら、つまらなくてやめてしまうだろう。」とのご意見。

そこで特別クラスが設置されました。表向きは、『成績不振者のための特訓コース』みたいな感じでしたが、各教室から手がつけられない超問題児が、総勢5名集められることに。

当時、私はまだ勤めて1年くらいの新人教師ではありましたが、そのクラスがどんな状況になるかは、十分想像がつきました。

「さて、誰に担当してもらうかな?このクラスを・・・」塾長が講師を見まわします。当然みんな目線を合さないようにそっぽを向いております。本気で学力の底上げを考えているなら まだしも、やめさせるための監獄クラスです、積極的にやりたがる先生がいるはずはありません。

「まあ、何事も経験だ。真衛門先生にやってもらうか。」

えぇ~~~まじっすか (T_T) あの不良連中の巣窟となるクラスに・・・

これが、彼らとの出会いのきっかけとなりました。つづきはまた明日 (*^^)v

2007年4月19日 (木)

米国珍道中(最終話)

117 ここは、アメリカ航空宇宙局 映画でもおなじみのNASAの正面ゲートです。遊園地のように見えますが、中は博物館のようになっており、大人でも十分楽しめます。実物のスペースシャトルが展示してあったり、レストラン、お土産物屋さんなど、観光スポットとなっております。

126 中に入ると、ちょっとしたショッピングモールのような感じです。右上に見えているのは、アポロロケットの実物。通路の脇には、月の石が展示してあったり、宇宙服が飾られていたりと、にぎやかです。

138 東海岸から砂漠を飛び越えて、ラスベガスに宿泊。それまでのお宿は、レンタカーで泊まれるモーテルが主だったんですが、ここでは奮発して、豪華なホテルに1泊しました。高いホテル代もカジノで一発当てれば、ただみたいなもんさ・・・と意気込んでおりましたが・・・2万円ほど米国政府に預金する結果となりました(T_T) いつか払い戻してもらいたいものです。あちらのスロットマシンは日本のパチンコとはちがって、実際のお金を投入して、払い戻しもそのまま実際の硬貨が出てくるのですが、日本人の私としてはパチンコ屋のコインと感覚は同じでした。日本のパチスロも、100円玉を投入して100円玉が払い戻されたりすると、異常に熱く燃えるんだろうな~なんて思ってるうちに、ごっそりやられました(/_;)

147 最後に見たのは、世界でも数機しか残っていないという、実際にまだ飛行できる本物のゼロ戦です。普通は展示だけで、デモフライトなんかはしてくれないのですが、この日はたまたま日本のテレビ局が取材に来ていて、撮影用に実際に飛ばすということで、飛び立つ様子を見ることができました。超ラッキーでした。

米国はいまだに、その歴史の中から戦争というものを消し去れない国で、現在も中東の問題をかかえている国。そういったお国柄のせいか、戦争の歴史的な価値のあるものを積極的に保存して、その歴史を風化させないようにしているように感じました。外国に行って色々な文化や、思想に触れて初めて感じることのできる物というのが、あるもんだな~としみじみ感じさせられました。今回の旅行は、そういった意味でも私にとって大きな財産となりました。お誘いくださったリーダーさん、ありがとうございました(*^^)v

2007年4月18日 (水)

米国珍道中(3)

昨日、射撃練習のようすをご紹介したとたんに、米国内の大学で銃の乱射事件が、さらには長崎市長が銃撃される事件まで・・・(T_T)

刃物を持って、襲いかかるのは、実はかなりの覚悟がいることだそうです。それは、どうしても相手と接近戦になるためです。しかも切りつければ、自分の目の前で相手が苦しみますし、返り血を浴びることも十分考えられます。しかし、銃撃の場合 ある程度の距離を保ったまま引き金を引くだけなので、大量殺人につながるケースが多いのだとか。相手を傷つけている実感がわきにくいのだそうです。

自分でも、実際に射撃をやってみて、「こんなに小さな武器なのに、すごい威力だ。」と驚かされました。旅行中に、ガンマーケット(銃の見本市)にも行きましたが、日本で魚や野菜が売られているような感じで、銃器が販売されていました。文化の違いとはいえ、背筋が寒く感じる思いでした。

では、話を戻しましょう。旅行の第二の目的は、米国内にある日本人向けのフライトスクールに遊びに行くことでした。103 ここは、フロリダにあるスクールです。全寮制で、3か月~半年でグライダーや小型機の免許が取得できます。費用も、渡航費や滞在費を合わせても、国内で免許を取得する費用の半分くらいで済みます。ちなみに、日本国内で小型機の操縦免許を取得しようとすると、講習料だけで500万円ほどかかります (@_@)

106_1 今回載せて頂いた小型機です。正確には陸上小型単発機といいます。え?空を飛ぶのに陸上?と思うかもしれませんが、これは陸上に着陸する、という意味です。航空機には陸上機と水上機があります。単発というのは、プロペラが1つという意味。ちなみに、ジェット機の場合は、実は機種ごとに免許が存在します。B-777の免許、DC-10の免許といった具合に。車でいうなら、クラウンの免許、シーマの免許、ミラの免許・・・といった感じですね。

111 手前でサングラスをかけているのが、ここのスクールの教官です。私も一時期、操縦の訓練を受けていたので、フロリダの空を飛行させてもらうことに。ちなみに免許は持っていませんから、あくまで訓練飛行という名目ですが^^; 小型機といっても、外国製のため操縦席も外人さんのサイズにあわせて作られていますので、日本人が座ると、足がペダルに届かなかったり、前が見えなかったりします。そこで背当てや座布団を敷いて、シート位置を合わせます^^;

米国旅行記も明日が最終となります。お楽しみに(*^^)v

2007年4月17日 (火)

米国珍道中(2)

前回の、不審者の見分け方・・・期待していた人はすいません^^; お話によると、警察官の方自身も、なぜ不審に思うのか、わからないそうです。でも、理由はわからないのですが、不審者は不審に感じるそうです。そういうオーラーが出ているとか。やはり、これぞプロフェッショナルと思わせるお言葉でした。

あと、空港警備を担当されている方のお話。空港には、金属探知のゲートがありますが、あれを意図的に鳴らすことはできませんが、センサーの感度を上下させることはできるそうです。ですから、ちと怪しい・・・と感じた場合は感度を上げるそうです。最大まで上げると、歯の金属冠でも鳴るそうです。お盆や正月のように旅行客がラッシュになる場合は、通常より感度を下げて、スムーズにゲートインしてもらい、この人は・・・という時にだけ、感度を上げたりしているようです。

083 米国内の近距離移動は、レンタカーを借りて、自走で移動。左ハンドルはあたりまえ。しかも、右側通行なので、頭が混乱します ^^;

ちなみに運転しているのは、私です。ハイウェイを爆走中であります。あと、おもしろいのが、米国のハイウェイには、優先道路というのがあって、その優先道路の車線は、車内に2名以上が乗車している場合しか走ってはいけないそうです。中には、助手席にマネキンを乗せて、2人いるように見せかけて、優先車線を走るドライバーもいるのだとか・・・。もちろん、パトカーや白バイがにらみを効かせています。

084 射撃場にて、現職の警察の方に指導を受けながら、射撃練習中。後ろで指導してくれているのが、今回のリーダーさん。ちなみに撃っている銃は、M-16という軍用ライフルです。連射モードにすると機関銃のように弾が出ます。

090_1 今度は、軍用ピストルで。何という銃かは忘れましたが、4種類くらいの拳銃を撃ちまくりました。両手で支えている分には、それほど反動は感じませんでしたが、2丁拳銃で、ダイハードまがいに打った時は、さすがに腕が上にひっぱられて、的に当てるどころではありませんでした^^;

次回も、もうちょっと旅日記におつきあいください。(*^^)v

2007年4月16日 (月)

米国珍道中(1)

大人になると、どうしても仕事上のつきあいが多くなって、出会う人も会社の縦社会の人たちが多くなりがちです。学生の頃のように、気兼ねなく、仲間とワイワイやるということが、少なくなってしまうのは、さみしいことです。

そこで、同じ趣味を持つ仲間サークルのようなものが、ないかな~とネットで調べていたところ、ちょうどいいのがありました。そこで、まずはメールで連絡を取り、会に参加させてもらうことに。それが、今回の旅行のリーダーさんとの出会いでした。

参加して数ヵ月後、リーダーさんから、「今度米国に旅行に行こうと思うんですが、どうですか?」と、お誘いを受けて 即承諾。以前に会社の社員旅行で、グアムやシンガポールには行ったことがあったのですが、ツアーの団体旅行だったために、安心感はたっぷりでしたが、いま一つ 冒険心を満たしてくれるものではありませんでした。今回は、リーダーさんの個人企画で、数名での旅行ということで、期待大でした。

006 この写真は、米国内での乗継飛行機の出発前に、撮らせていただいたもの。日本国内では考えられない事です。国内線の場合、運行前であってもコクピットのドアは閉ざされており、まず見せてくれません。片言の英語で、「カメラ、パイロット、シャッタープリーズ」などと意味不明のスマイルを武器に、怖いものなしでお願いしたら、「プリーズ・プリーズ」と外人女性の客室乗務員の方が、やさしく案内してくれました。こんなことは、団体旅行では恥ずかしくてできませんが^^;

031 旅行の最初の目的地は、米海軍基地での航空ショーの見物です。写真の飛行機は、映画などでもよく出てくる、ステルス爆撃機の実物です。さすがに、ガードも厳重でした^^;

034 こちらも、おなじみの戦闘機。これは、近くで見せてくれました。操縦席も見れました。ちなみに、飛行機の前で背をむけているの男性二人は、今回の旅行のメンバー。右側がリーダーさんです。

前回の予告編で書いたとおり、私以外は全員現職の警察官の方々。これは、リーダーさんが警察官だったために、友達を誘ったら そういうことになってしまったようで。そこで、これはチャンスと、お仕事のことについても、いろいろと聞いてみました。

よく聞く話に、警察官が気になる人に職務質問をしたら、手配中の犯人だった・・・なんてことがありますが、怪しい人と普通の人、どこで見分けるのか?

実は、この答えが なるほどね~と 微妙に感心させられるものだったのですが、その答えは明日のお楽しみ(*^^)v

2007年4月14日 (土)

米国珍道中(予告編)

数年前に、米国に15日間ほど遊びに行った時の事です。外国でないとできないことの一つに、射撃練習があります。今日は、そんなお話の、導入編です。

ツアー旅行などで、海外に行くと 現地のオプションメニューなどに、射撃練習などが組まれている場合があります。日本人観光客相手の練習場は、ド素人が興味本位でやって来ることを、承知していますので、弾の火薬量を少なくして、事故が起きないように配慮しているそうです。拳銃も、台座に鎖で繋がれていて、的の方向にしか向けられないようになっています。私がグアムに行った時も、そうでした。

今回の米国旅行は、野郎4人組の個人旅行でしたので、射撃は現地の本物の射撃練習場にて行いました。私が一番年下で、あとは おじさん3人。まあ、私も おじさんのうちかもしれませんが^^; リーダー格の方が、とても語学に堪能だったので、かなり助かりました。しかも、私にとって何より心強かったのは、その3人が現役の警察官だったということ。まさに、私を護衛するべく集まったシークレットサービスとでも言いましょうか、VIPなみに安全を保障されたような海外旅行でした !(^^)!

しばらくは、この米国珍道中の、よもやま話を書き記したいと思います。

すいません、本日は午前・午後とも授業が入っておりますので、短いですがこのへんで。明日からの連載にご期待下さい。(*^^)v

2007年4月13日 (金)

飛行機ねた

航空機パニック映画のお定まりのパターンとして、事故や事件で操縦士がいなくなり、まったく操縦の経験がない人が、管制塔の誘導で無事着陸する・・・というのがありますが、まず不可能です。大型のジェット機なんかだと、よけいのこと不可能です。今日はそんなお話。

操縦自体は、小型機も大型機も基本は同じです。これは、身近な例として、軽自動車も大型バスも基本的な運転技術は同じなのといっしょです。じゃあ、軽自動車が運転できる人がバスを運転できるかと言われると、かなり厳しいですよね。まっすぐ走るくらいはできるとは、思いますが^^;

飛行機が着陸する場合、重要なのが失速速度というやつです。なんせ、空を飛んでいるわけですから、ある速度以下になると墜落します。つまり、飛行機は高速で飛んでいる時が一番安定しているわけです。この理屈は、自転車と同じです。ゆっくり走ろうとすればするほど、ふらつきます。

着陸の際は、地上に向けて降下しますので、ほっといたらドンドン加速してしまいます。ジャンボジェットとかが、空港に着陸する場合、機首を上に向けて、機体の腹を見せながら降りてくるのは、この加速を打ち消すためです。失速速度ぎりぎりで、ゆっくり降下するわけです。ですから、パイロットは着陸の際は、そのままシートに腰かけていたのでは、空しか見えません。腰を浮かして、伸びあがるようにしながら、窓から下を見ています。当然計器は見えませんから、副操縦士が計器を見ながら、現在の速度や高度を口頭で知らせます。先日も、着陸速度が速すぎて、滑走路をオーバーランして炎上した航空機がありましたが、機長と副操縦士の口論が原因だったとか (T_T)

このスピードコントロールが実に難しいわけです。さらに、着陸の際に難しいのは、滑走路の一直線上に飛行機をもってくるということ。飛行機は、真横には移動できませんので、滑走路に向かって飛んでいる時に、微妙に位置がずれた場合、機体を傾けて向きを変えます。しかし、機首がその直線上に乗っても、お尻がずれています。ですから、一回機首をその直線よりオーバーする位置までもっていって、逆向きに方向を切り返します。

なかなか、言葉で説明するのは難しいのですが、大型のバスやトレーラーが、交差点を曲がるときに、交差点の真ん中あたりまで、頭を突き出してからグイ~~っと曲がり始めるのと感じは似ています。とても、素人にはできない芸当です。

あと、余談ですが、映画などでは操縦かんを2人で握って、力を合わせておもいっきり引っ張ったり、押したりするシーンなんかもありますが、現在の航空機の操縦かんは、コンピューター制御されていますので、力任せに押したり引いたりなんてことはありません。みなさんの車も、パワーステアリングが付いていますよね。実は、車のハンドルも、このパワステがないと、めちゃくちゃ重いんですよ^^; 30年くらい前までは、女性のドライバーが少なかったのは、自動車にパワステがまだ通常装備されておらず、非力な女性ではハンドルが自由に切れなかったことも、その理由のひとつだとか (*^^)v

2007年4月12日 (木)

さいしょ歯科クリニック

インターネットというものは、非常に便利なものです。私は時々、暇にまかせて 古い友人の名前とかを検索にかけてみたりします。誰かが、個人でホームページを立ち上げたり、社会的に有名になっていたりしないかな~と。

すると、昨日 福岡市で浪人時代を過ごしたとき、寮生活で1年間お世話になった先輩の名前がヒットしました。その先輩のホームページをここにご紹介したいと思います。

さいしょ歯科クリニック』 福岡県で歯科医院を開業されたようです。以前に、よその歯科医院で勤務されていたのは知っていたのですが、ついに開業。おめでとうございます。

本名 「最所賢一」さん。(これはホームページに記載されているので、公表しても問題ないでしょう^^;) 私より年上なので、先輩です。歯科医師としての腕前の程は、治療してもらった事がないので、わかりませんが 人として素晴らしい人です。

見た目はおっとりとして、温厚な性格なのですが、芯が一本通っている内面の力強さを垣間見ることが時々ありました。他人を見下したり、虚勢を張ったりすることはなく、とても謙虚で素直な方でした。バカにして、からかっても、へへへ と照れ笑いをする、そんな強さに私はとても憧れておりました。この人とは、もっと早く知り合っておきたかった、正直そう思いました。

たった1年の寮生活でしたが、最所さんに出会ったことで 私にとっては何年分もの価値のある生活が送れました。

寮生活なので、食事は食堂で食べれるため、各人が持っている生活用品は電気ポットくらい。カップラーメンはよく食べていたのですが、普通のインスタントラーメンが食べたくなり、そのとき最所さんの持っていた、わりと大きな電気ポットで湯を沸かし、その中でラーメンを作りました。あとで、油まみれのポットを見て、顔を赤くして怒った最所さんが、とてもかわいくみえました。でも、さすがは最所さん、ひとしきり文句を言った後で、「あとで おい(自分)も作ってみよ~。」その一言が人を引き付ける魅力なのでしょうね !(^^)!

福岡にお住まいの方は、この先生に会うだけでも、人生が豊かになります。いちど診察を受けてみられてはどうでしょうか。素敵な先生ですよ。

2007年4月11日 (水)

管制塔の不思議な話

今から、十数年前 まだノストラダムスの予言がどうなるか楽しみだった頃のお話です。現在では、米国の同時多発テロなどが起きた関係で、セキュリティやらシステムやらが、厳重になっていると思いますので、今も当時のままとは思えませんが、その辺はご了承ください。

とあることがきっかけで、愛媛にある松山空港の航空管制室を見学させてもらえるチャンスを得ました。そこで見た、ほえ~~というお話を紹介したいと思います。

まず、管制塔というのは空港の建物の真ん中あたりに、ニョキッとそびえ立つタワーで、一番上が、ガラス張りのカクカクした建物です。ここは、空港を離発着する飛行機と無線で交信して、安全に誘導するという重責を担っている部署です。高さは、10階建てのビルの屋上くらいで、4階建てのビルの真ん中あたりから突き出すようにそびえております。

管制室への行き方ですが、まず空港管制ビルに入り、そこのエレベーターに乗ります。エレベーターはどこにでもある普通のもので、特にすごくはないんですが、ボタンが4階までしかありません。つまり、管制ビルの階数しかないわけで、管制室は10階くらいの高さにあるので、途中からは徒歩なの?と思っていると、案内してくれる方が、

「ここのエレベーターは特殊なんですよ。」といって、どこかに携帯電話で連絡をはじめました。なにやら聞き出した後で、

「管制室に行くには、暗証番号があるんです。」といって、各階のボタンをバシバシ押し始めました。つまり、普通に3とか4とか押すと、もちろんその階にしか行かないんですが、3214のように続けてボタンを押すことで、10階まで運んでくれるんです。この暗証番号は、毎日変わるのだそうです。

エレベーターの扉が開くと、そこは殺風景な通路。行く手には巨大な防火壁のような扉が、立ちはだかります。その脇にあるインターフォンで管制室と連絡を取り、中からスイッチを押してもらって開閉します。この扉は、ダイナマイトくらいではビクともしないそうです。その扉を抜けると、やっと目の前に階段が現れました。その階段を、一階分ほど登ると、またしても例の防火壁が。最後にまたインターフォンで連絡して開けてもらいました。もちろん通路には、防犯カメラが睨みをきかしております。中からしか開けられないってことは、仕事が終わってみんな帰った後はどうするのだろう?誰かが残るのか、実は外からでも開ける方法があるのか?微妙に気になったのですが、あまりの物々しさに質問できませんでした^^;

管制室で出迎えてくれたのは、40代くらいの男の人が2人と、20代くらいの女性1人。3人とも意外にラフな服装で、入室する物々しさとのギャップに逆に驚きました。そこで、びっくりするものを発見。なんと、フロアの片隅に、貧乏学生の4畳半一間の部屋が再現されたような風景が・・・流し台にベット、調理器具・テーブル、テレビ・・・どうみても生活スペースがそこにありました。実はこれは、テロリストとかに空港が占拠されても、管制室だけは独立して機能して、数日は生活できるようになっているのだそうです。

あと、色々な機材やら、実際の離発着の様子やら見せて頂きました。まだまだ、平和な頃だったので見せてくれたのでしょうか。今でも見学させてくれるのかな?微妙ですね。

あと、余談ですが、航空無線は英語で行われるのが通常ですが、これは英文で話すのではなく、実は独特の定型文が存在します。それを覚えるだけで、英会話をしているわけではありません。ですから、日本国内の場合、思わぬトラブルが発生した場合は、

「え~日本語でお願いします。」と言えば 以後日本語で対応してくれます。管制官は日本人ですから^^; ただし、このやり取りは 無線ですから近隣の航空機にはすべて聞こえております。これは、自分を取り巻く、他の航空機の状況を把握するためです。では、なぜ最初から日本語でやり取りしないのか、それは、実は国内の旅客機のパイロットの方も、現在外国人のパイロットが大勢いるからです。外国には軍隊がありますので、空軍上がりのパイロットの方が、JALやANAに就職するといったケースが増えていますし、もちろん国際線の旅客機もあるために、安全を配慮して英語が使用されているわけです(*^^)v

2007年4月10日 (火)

つれづれなるままに・・・

徒然なるままに日くらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。  吉田兼好の『徒然草』の冒頭ですが、今日はそんな雰囲気で、お送りします。

上記の日本語訳として「ムラムラと発情した気持ちを抑えられないままに硯とにらめっこしながら、心の中を通り過ぎてゆくどうしようもないことをうだうだと書き残しているうちに、なんとなく変な気持ちになってしまった。」と記しているホームページがありました^^; こう書くとなんだか怪しい感じがしますが。参照(徒然草 吾妻利秋訳

まず、今日は我が家の愛犬「花子」の撮れたてスナップを・・・

Photo_2 Photo_3 Photo_4 4歳になるダックスフンドです。デブりすぎたので、昨日からダイエットを開始しました。本人(犬)は、かなり不満そうです。

では、本題に。昨日の話からの展開となりますが、実は私 26歳くらいの頃に、過労で倒れたことがありまして。40度近い熱が10日間ほど続き、発熱して最初の3日は、仕事が立て込んでいたために、解熱剤を飲んで出勤しておりました。ただの風邪だと思っていたのですが、4日目くらいに限界を感じて病院へ。すると、いきなり即入院。当時大阪で働いていたのですが、愛媛にいる両親に連絡が行き、翌日飛んでくる騒ぎとなりました。そこで両親と共に告げられた病名が「血球貪食症候群」という聞いたことのない病名でした。

先生いわく 「この際ですからはっきり申し上げますが、非常に致死率の高い病気です。発病して5人中2人は亡くなります。お亡くなりになるケースの場合、もってあと3日です。」

え?3日! 3年とか3か月とかじゃなくて 3日って・・・そこで聞きました

「あの~明日から3日ですか?それとも今日がすでに1日めですか?」

「今日が1日目です。」

具合が悪いとは言え、意識もはっきりしていますし、動くこともできるわけで、この状態で時間にしてあと60時間くらいで死ぬと言われても、なかなか実感は湧かないものです。話によると、私の骨髄が白血球を製造していないとのことで、白血球数がガンガン減りまくっているのだそうです。当然、免疫力が激減し、最後には空気中のありとあらゆる病原菌(通常の免疫力ならば感染しない)によって、死に至るそうです。要は、骨髄が白血球の製造を再開するか、しないかがポイントで、投薬でどうこうできる問題ではないとのこと。

まさに、生きるも死ぬも自分次第・・・ってことでやんす。

病室に戻って、いろいろ考えましたが、大泣きしたり、悲観して取り乱したりはしませんでした。不思議なくらい冷静でした。3日目にアウトということは、おそらく3日目には意識不明の重体状態になるだろうから、自分の残された時間は、今日の12時間と明日の24時間ってことかな~。動けるといっても、40度近い熱は下がらないし、外出なんて無理だし、打つ手なしってとこだな~。じたばたしても始まらないので、病棟の喫煙室に行って、外を眺めながらタバコを一服。

「長いようで、短い人生だったな~。結婚もまだなんだけど、逆に悲しませる家族が少なくて済むというのは、かえってよかったのかもな~。まあ、そんなに心残りもないんだけど、あれが謎のままっていうのは、気になるよな~。よし、せめてあの謎だけでも解いて死のう。」

両親に頼んで、あるものを買ってきてもらいました。それは・・・・・・『大学入試のための やさしい物理』という受験参考書でした。入試の際に、物理が苦手で、他の科目で得点を稼いで、苦手な物理の点数をカバーする手法をとっておりました。入学後や、社会人になってしまうと、もちろん物理学など必要なはずはなく、意味不明な科目のまま時が流れておりました。それが、気になってしかたがなくなっていたのです。

本を読み進めていくと、不思議なくらい理解できました。よく、「死ぬ気でやれ!」なんて言いますが、すでに死ぬ気は十分なわけですから、ものすごい集中力です。1年かかかっても、意味不明だった内容が、数時間で「な~るほど。そういうことだったのか~。」とわかってしまうんですね、不思議ですよね~^^;

まあ、そんなお気楽な性格が幸いしたのか、無事に死の淵から生還しました。病院の先生も、「よく助かりましたね~。だめだと思ってたんですが。」と、オイオイ!と突っ込みを入れたくなるようなやさしいお言葉をかけてくださいました。

ちなみに、生還したとたんに、不思議とわかっていたはずの物理が、またわからなくなりました。永遠の謎なのかもしれません。また、死にそうになったら勉強しなおします(*^^)v

2007年4月 9日 (月)

あらしのよるに

昨日TV放送された映画『あらしのよるに』 観てしまいました。子供向のアニメかと思いきや、大人にも十分訴えかけるものがありました。久々にテレビの前でグジグジ泣いてしまいました (/_;)

ひょんな事から、オオカミと子羊が友達になってしまうストーリーですが、好感が持てたのは同性同士の友情の物語であったこと。異性間でのこの手のラブストーリーはいくつでもあります。古典的なものでいうなら「ロミオとジュリエット」あたりもそうですね。今回の話の肝となるのは、オオカミにとって羊はエサであるという点。映画の中でも何度か、オオカミが子羊を食べたくなる衝動を抑えるシーンがありますが、最初はコミカルに描いているこのシーンも、終盤では、つらく切ない現実問題、餓えに直面するというという形でクライマックスを向かえて行きます。

この映画を観ていて、最初はかわいい子羊が主人公かと思っていましたが、実は主人公はオオカミの方だと感じました。オオカミと羊、自然界の上下関係は明らで、力も強く、体も大きいオオカミが子羊を助けるシーンが何度も出てきます。でも、その上下関係を押しつけることなく、ヒツジと対等に接しているオオカミの心の広さにどんどん引き込まれていく自分がありました。これが、単に力の強いオオカミが羊を家来のように扱っているのであれば、ジャイアンとスネオになってしまいます^^; (最近のニューバージョンのジャイアンは昔ほど悪者ではないようですが)

我々の生活の中にも、いかんともしがたい上下関係というのは常に存在します。親と子、上司と部下、あまり良い例えではありませんが、資産家と庶民・・・などなど。それに、時と場合によっては、自分自身が ある社会の中では上に立ち、別の社会では下に立つなんてこともありえます。

その中でも、親子の関係は、生まれてしまったら絶対的に子供なわけで、気に入らないから子供をやめる、なんてこともできませんし、努力してその上下関係を逆転させるなんてこともできないわけです。しかし、昨今発生している事件の中で、親が親であることが気に入らないから親をやめるというケースが多々見受けられます。しかも、この場合 親が逃げ出すのではなく、子供の存在をこの世から消し去ってしまうという、最悪の事例に行きつきます。

力を持っている側の思いやりや、やさしさがいかに大切であるかということを、この『あらしのよるに』を見て、考えさせられました。明日は、もう少しこの手の話を掘り下げていきたいと思っています (*^^)v

2007年4月 8日 (日)

多重債務について

知り合いの方から、相談を受けましたので、日曜日ですが急遽ブログUP致します。

多重債務者・・・いわゆる、あっちこっちの金融業者からお金を借りている人の事ですが、多重債務=悪 というイメージは間違っております。まあ、借金はしないにこしたことはありませんが、借金をしなければならなくなった事由というのが問題となります。

まず、知っておいてほしい事は、銀行系の融資は、本人が消費者金融などから借り入れをしていると、まず審査は通りません。黙っていればわからない?・・・現在の情報化社会においてそれはありえません。それに、申請用紙には現在の借入金額を記入する欄がありますから、虚偽の記載をして後から発覚した場合、面倒なことになる可能性があります。金利は圧倒的に銀行系の方が低いですから、安易に消費者金融に飛びつく前に銀行に相談しましょう。銀行で審査の結果、借入を断られた場合、よそから借りることはあきらめましょう。あなたの現在の経済状態を銀行が判断して断ったということは、よそで借りると返せなくなる可能性が大です。数年で借金まみれになります。

自己破産について・・・自己破産をすれば借金がチャラになると安易に考えると大変なことになります。基本的に借りたものは返さなくてはなりません。破産した状態でも、返済の義務は消滅しません。破産宣告後に、裁判所から免責を受けて初めて返済の義務を免れるのです。免責がおりるか、おりないかが重要なポイントとなります。まず、免責がおりないケースは、現在の借金額が現時点での収入からみて返済可能である場合。借金したお金の使い道が、ギャンブルであったり、自分の趣向品の買い付けであったり、株や先物取引などの投機である場合・・・おりません。破産したあとも、ずっと借金取りに追い回されます。法的にも取り立てが認められます。

免責がおりるケースの代表的なものとしては、借金返済のために更に借金をしてしまったケース。この場合、借り入れた金額は、よその金融業者の支払いに充てられている証明が必要となります。つまり、借金は膨らんではいるが、返済は各社とも定期的に支払っているという事実です。この場合は、放置すればどんどん借金がかさむだけなので、裁判所も免責をおろしてくれますが、少なくとも数年は支払い続けている事実が必要となります。

自己破産から免責までの手続きは、裁判所に出向いて 個人でも対処可能ではありますが、お勧めできません。これは、まず破産手続きを取るとその旨が官報に記載されます。金融業者は毎日官報の破産欄には目を通しておりますから、いきなり全額返済の取り立てを敢行します。免責がおりるまでは、支払義務がありますので免責がおりる前に、貸したものは取り返そうと、それこそ借金取りが押し掛けてきます。破産から免責まで、はやくて数カ月かかります。万一、その期間にどこか特定の業者にのみ支払ってしまうと、免責がおりるケースであっても、支払可能と判断されて免責を取り消されます。

そこで弁護士の登場です。弁護士を法定代理人に立てた場合、金融業者は貸した本人と直接交渉ができなくなります。これは、破産手続きと同時に、弁護士が債権者に向けて自分が法定代理人になったと書面で通告します。これを無視して、直接本人に取り立ての連絡をしたりすると、違法行為になりますので逆に損害賠償などの別の裁判をおこして、借金チャラどころか、逆にお金もらえます。まあ、業者もそのことはわかってますから、本人には連絡してきません。現在は、司法書士の先生も、同じような仕事ができるようになってはおりますが、弁護士でないと債権者がなめてかかってくるケースもありますので、基本は弁護士の先生を立てましょう。

インターネットなどで、多重債務を解決するマニュアルなどが数万円で売られたりしておりますが、こんなのに引っ掛からないように。サポート付きで、直接アドバイスもします・・・とか書かれていますが、弁護士か司法書士でないと法定代理人になれませんので、結局自分で処理しないといけなくなります。結果的に、債権者が数ヶ月間家に押しかけてきます。

あと090金融・・・いわゆる闇金融の対処ですが、このケースは弁護士でも難しいのが実情です。これは、法定代理人になった通知が相手に届かない事が多いからです。金融業者の住所がうそっぱちなんてのは当たり前。存在自体が違法なわけですから、自分の所在を明らかにはしません。こういったケースでは、破産処理後はひたすら無視するしかありません。携帯電話の番号を変えたり、自宅の電話は常に留守電。いよいよとなったら引っ越すくらいの覚悟が要ります。まず、相手からの電話に出ない事です。万一、自宅に強面のお兄さんが押し掛けてきたら、すぐに警察を呼びましょう。それしかありません。まあ、闇金の場合はそういったケースが多々あることを承知で、もう普通の消費者金融でもお金を貸してくれない多重債務者を相手にしていることが多いので、貸しつける額も数万円程度。数万円を取り立てるのにいっしょうけんめいになるのも、せいぜい数か月です。我慢比べということです。もちろん、免責申請中に闇金であろうと支払いをしてしまうと、免責は取り消されます。絶対払ってはいけません。

自己破産手続きにかかる費用は、弁護士の先生によっても違うとは思いますが、約50万円くらいです。破産しようというのに50万?! と思うかもしれませんが、つまりは誰にも内緒で、都合よく借金チャラになんかできないということです。もう、どこの業者も貸してくれない、支払も無理な金額まで上り詰めた・・・そうなったら、親兄弟、親戚縁者に素直にすべてを話して50万借りてください。自分のケツは自分で拭かにゃ ならんのですよ。

2007年4月 7日 (土)

たまには広告 (*^^)v

通常 日曜日はブログをお休みしていますので、今日続き物を書くと月曜日までお待たせすることとなりますので、本日は趣向を変えまして たまには 手前味噌な宣伝広告などをさせて頂きます (*^^)v

現在 愛媛県松山市山越3丁目にて 『山越パソコン教室』 なるものを開業いたしております。

Photo_1 従業員は、おりません。一人で頑張っております。本年3月1日OPENでほぼ1か月経過いたしました。生徒さんもボチボチ来て頂いております。

授業内容は、まったくの初心者さんから、スキルアップを目指している方、趣味やお仕事でパソコンを使用したい方が対象です。パソコンの基礎、Word、Excel、Access、パワーポイント、インターネット、メールなどの授業が中心となります。プログラミングやCADあたりは、専門学校に行ってください、そのほうが環境が整備されているのでよろしいかと思います^^;

入会金が5,000円。授業は1回(80分)3,000円の4回、8回、12回のチケット制。完全個別指導となりますので、随時入会可能。授業料は、市内の他のパソコン教室と比べると、かなり高額な部類になると思いますが、安い授業で結局何も身につかなかった・・・では、お金の無駄遣いであります。3,000円でここまでやってくれるのか と言われる授業を目指しております。授業予約も、購入いただいたチケット回数に応じて、自由に時間帯や曜日を選択できます。

授業時間帯

9:10~10:30 10:40~12:00 13:00~14:20 14:30~15:50 16:00~17:20 18:30~19:50 20:00~21:20

定休日はありません。日曜・祭日もOKです。ただし、日曜・祭日に授業予約が入っていない場合は、予告なく早めに教室を閉めることがありますので、お越しになる際は前もってご連絡いただければ幸いです。

ご高齢の方から、主婦の方、子供さん(小5以上であればお1人で、それより小さなお子様の場合は、保護者の方とご一緒に受講される事をお勧めします。)学生さん、会社の経営者の方・・・などなど 幅広く生徒さんを募集いたしております。

2_3 ときどき、子どもにパソコンじゃなくて勉強を教えてほしいという方がいらっしゃいますが、この場合は中学生に限り 数・理・国であれば、パソコンの授業と同じ扱いでお教えしております。

授業の方針 「やる気があれば安くすむ」を信条に、自由に予習をしてきていただいてかまいません。やったとこまでのチェックのみこちらでさせて頂いて、技術が定着していると判断できれば、どんどん先に進みます。もちろん、マイペースでボチボチやります というスタイルも結構です。

基本的に、パソコンに関しての駆け込み寺的な教室を目指しておりますので、何か困ったことがあれば、何でも気軽に相談してください。場合によっては、いっしょに電気屋さんにいったり、訪問して修理や設定をしたり、いままでにこのブログで書き記したような あやしい商売にひっかからないようにアドバイスしたりと、いたって自由に飛び回っております。

まあ、このブログをパソコンでご覧になっている方には、無縁なこととは思いますが、何か困ったことがありましたら遠慮なくご相談ください。(*^^)v

このブログをご覧になってのご質問等は、コメントおよびメール(プロフィールの欄から送れます)にて受け付けております。よろしくお願いいたします。

 

2007年4月 6日 (金)

怪しいサイドビジネス(2)

自分にとって都合が良いということは、裏を返せば相手にとって都合が悪いということ。あまりにも、都合の良すぎる話はご用心(-.-)

前回からの続きとなります。

まず引っかかった点は、チラシに各販売員のコードが印刷されているという点。会社の営業マンが使用するパンフレットや商品カタログにさえ、各営業マンの名前なんか印刷されません。ものすごくコストが高くつくからです。汎用性もありませんし。ですから、そういった欄は通常 空白になっていて、各人がゴム印をペコペコ押したり、印字されたシールをペタペタ貼ったりします。

「販売担当のコードが印刷されてるんですか?自分で記入するんじゃなくて?」

「はい、商品購入の際の連絡先電話番号の下に6桁のコードが印刷されています。記入を忘れたり、間違って書いてしまうとカウントできませんから。」

おっしゃることは、もっともなんですが、あまりに太っ腹なお答。しかも送布部数が2000部とは。これは、印刷業界の事を知らないとわからないことかもしれませんが、チラシの印刷は、1万部までは料金はほとんど変わりません。万部単位で料金が変動します。つまり、2000部印刷しても、1万部印刷してもコストは同じ。それにもって、各人のコードを印刷するなんて・・・微妙に怪しいです。もしかしたら、印刷しているチラシのコードは、全国すべて同じ可能性があります。コードが同じということは、各人の売り上げを管理する気が初めから無いということです。

そこで、もう一つ質問を

「ポスティングした先のお客さんが、直接会社の方に連絡をして商品を購入するのでは、配布した側には、その月どれくらいの売り上げが上がったか、把握できませんよね?」

「そうですね、これは当社の方できちんと管理しておりますので、信用して頂くということで。」

「各人のコードを印刷してくれるのなら、ついでに連絡先の電話番号も各人の物を印刷してもらえませんか?注文が入ったら、それを取りまとめて、私の方から会社に発注します。そうすれば、売上も把握できますし、場合によっては直接お客さんと話もできるでしょうから、もっと売り上げが伸びる可能性もありますよね。顔見知りの人ってこともあるかもしれませんし。」

「いや、それはできません。連絡先はあくまでも会社に直接にということで。お願いするのは、あくまでもポスティングのみで、お客さんとの直接交渉は、していただかなくてけっこうですから。」

コードは印刷できても、電話番号は印刷できないのか?な~ぜ~だ~。しかも、ポスティングのみならず営業までかけてやろうというのに、断ってくるとは・・・かなり怪しい。私の予想としては、ポスティングをただ働きさせて、さらにはチラシ代3万円をふんだくろうという悪意ある会社にしか思えませんでした。ちなみに、カラーのチラシ1万枚印刷で、通常8万円ほどです。大量に印刷すれば、コストはもっと下げれます。印刷代も、配布代もタダにして、売上金だけ持って行こうとするこの会社。こんな手口に引っ掛からないように。

何か仕事をしようという時・・・つまりはお金を稼ごうという時に、先にお金を払う というのは、本末転倒です。そういった、保証金だの設備費だの色々な名目で先にお金を要求する会社があったら、「おたくで稼いだ金額から天引きしてください。」と言ってみましょう。怪しい会社はすぐ断ってくるはずです(*^^)v

2007年4月 5日 (木)

怪しいサイドビジネス

サイドビジネスで月収50万可能・・・って 本当ならサイドじゃなくてメインにしたいですよね。

記事の投稿数もけっこう溜まってきましたので、きちんとカテゴリー分けをいたしました。気になる項目がございましたら、左側のカテゴリー枠からお入りください。カウンター表示も左側一番下に設置させていただきました。多くの方のご支援に、感謝いたしております !(^^)!

気軽にできる、お小遣い稼ぎ・・・それを探していた時に出会った、なんとも 怪しいお話をご紹介します。ただし、すべての同業者が怪しいというわけでは無いかもしれませんので、あくまで私が出会った業者が怪しかった ということはご理解ください^^;

ポスティングで月収10万円以上

ネットで引っ掛かった とある業者さん。説明を読むと、送られてきたチラシをポスティングして、それを見て商品を注文してくれたお客さんがいたら、購入金額にあわせて報酬が支払われるというもの。さっそく、電話をかけてみました。

「当社から、チラシを2000枚発送いたします。そのチラシには、ポスティングを担当していただいた方の会員番号が印刷されております。ですから、実際にお客様が購入いただいた場合、当社でその番号をお聞きして、あなたさまの成績としてカウントいたします。月末に集計をいたしまして、購入金額の15%を報酬としてお支払いいたします。ただし、チラシをお送りしても、きちんと配布していただけない場合もありますので、一応チラシの作製料としまして、3万円を先に頂く形となります。しかし、過去の実績からいいましても、2000枚をきちんと配布していただけば、十分もとは取れる計算となっておりますので、ご安心ください。」

とのこと。あなたならどうしますか?やってみる?

ここまで話をきいて、私は2点ほど、とても気になることがあったので、質問してみました。その内容とは・・・明日のお楽しみ (*^^)v

2007年4月 4日 (水)

はみだし教師のいじめ解消法(3)

勤めていた学習塾で、塾長から注意されていたことに、私の言葉使いが荒いということがありました。生徒達に向かって、私はよく「お前ら」という呼びかけをしていたのですが、「君たち」と言いなさいとのこと・・・。英語なら「You」の一言が、「皆様・みんな・諸君・あなたがた・・・」等々、状況によって日本人は使い分けているわけですが、呼びかける言葉を頭で考えて発した言葉には、説得力はありません。心からの一言は、おのずと自然に発しているものです。

では、昨日からのつづきとなります。

教室から女子生徒が数人飛び出してきました。「先生!脇田君が壊れた!おかしくなった!」と口々に叫んでおりました。教室に足を踏み入れると、いじめた側の山根君は、尻もちをついて、床にへたりこんでいました。怪我をした様子はなかったので、まずは一安心です。そして、ちっこい脇田君は、山根君のそばに仁王立ちになって、両手を振りまわしながら、めちゃくちゃに絶叫しておりました。たぶん、生まれて初めてアドレナリンを大量放出したために、自制心がきかなくなったのでしょう^^;

「脇田!お前何やっとんじゃ!ちょっとこっち来い!」と恫喝し、私は小柄な脇田君の首根っこをつかまえて、教室から引きずり出しました。もちろん脇田君は、鳩が豆鉄砲食らったような顔で、一瞬にして興奮が冷めたようでした。そりゃあ そうですよね、やれと言った人間が、何やっとんじゃ と怒鳴り込んできて、無理やり引きずり出しているわけですから、それこそ なんのこっちゃ ですよね 本人にしてみたら。

そして、教員室まで引っ張ってきて、他の生徒がいないことを確認して、「よし、よくやった。すっきりしたか?みんな びっくりしとったぞ。」 そう言って、彼のちっちゃな右手をぎゅっと握ってあげました。

他の生徒の前で脇田君を叱らないと、彼自身の行動にならないことと、理由はどうあれ暴力は許される事ではありませんから、その点について彼の罪を、皆の前で叱り飛ばすことで払拭してやる必要があったのです。

そのあとで、すぐに山根君を呼びました。脇田君もいっしょです。「山ちゃん。お前 脇田に殴られるような事を何かやったんか?こいつが殴るなんて よっぽどの事やぞ。」 山根君はバツの悪そうな顔をしたまま もじもじしております。「まあ、ええ。今回の事は 喧嘩両成敗じゃ。二人とも握手して お互い水に流せ。」 恥ずかしそうにしながらも、握手を交わす二人。「山ちゃん。お前はスポーツ得意なんやから、運動オンチの脇田に色々教えちゃれ。脇田は、山ちゃんより勉強が得意なんやから、山ちゃんに勉強教えちゃれ。」

この事件以来、脇田君のいじめはなくなり、二人はいつもいっしょに遊んでいました。まあ、たまたまうまくいっただけの事かもしれませんが、処方はともあれ結果オーライということで^^; あぁ そうそう。子供から何で勉強しないといけないのか、と聞かれた時の答えですが私はこう言っていました。「嫌なことをどれだけ辛抱してがんばれるか。その我慢比べなんよ。我慢比べに勝った人は、みんなのできんかった事ができたっていうことで、人気者になれるんよ。」と(*^^)v

2007年4月 3日 (火)

はみだし教師のいじめ解消法(2)

塾の講師をしていて、子供たちから一番多く質問されるのは、「なんで勉強せないかんの~?遊んどったほうがたのしいやん。」というものです。それに対して、「君自身のためだよ。」とか「みんな頑張ってるから、君もがんばろうね。」などと答えるのは、私は最悪だと思っております。答えが他人事なんです、大人のきれいごとなんです。そう答えられた子供はおそらく、勉強に対してもっと興味を失うでしょうし、嫌いになると思います。そして、それを言った大人も信用されなくなります。私ならどう答えるか・・・このお話の最後に紹介したいと思います。

さて、昨日からの続きとなります。前回までは、W君・Y君と表記していたのですが、リアリティが出ないので、脇田君・山根君(仮名)表記に代えさせて頂きます^^;

脇田君に尋ねました。「からかわれて、嫌じゃないんか?腹は立たんのか?」責めるような口調でした。すると「別に気にしとらんよ・・・言わしとったらええんよ・・・。」 うなだれるようにそう答えました。もちろんその様子から、気にしてないはずはなく、現に教室にいられなくて、ここに逃げてきているわけであって、正直な答えとは思えません。その姿勢が気に入りませんでした。

「お前、男やろうが!嫌なら嫌と意思表示をせんから、相手も突け上がってくるんぞ!このままずっと負け犬みたいな人生送るんか?」と脇田君を叱っている状態になっていきました。ぐじぐじ泣き始めたので、「男のくせに こんなことぐらいで泣くな!! 今から先生の言うとおりにやれ!。」

「まず右手で握りこぶし作れ。ぎゅっと力入れて握れ。ひじを直角に曲げろ。走るときに手を振るのと同じように、ひじを後ろに引け。引いたらひじを伸ばさずに前に腕を振れ。力いっぱい振れ。」何回か練習をさせて

「いいか、教室に戻ったら、また山根が近寄ってきてからかうやろう。そしたら、だまって下を向いて近づいて行って、横を通り抜けるときに、今の練習した要領であいつの腹を思いっきり殴れ。ただし、腕を伸ばしてパンチしようとは思うな。お前の細腕で、腕を伸ばしたパンチは効かんし、まず当たらん。行け!かましてこい!」 すると

「でも、山根君が怪我したりしたらどうしよう・・・」 なんともやさしいお子様で。

「おまえのパンチで怪我なんぞせん!びっくりしてこけるのが関の山じゃ。もし、その後で、取っ組み合いの喧嘩になりそうなら、先生がすぐ止めに入ってやる。先生は廊下で様子みよるから、安心して行け。ただし、もし喧嘩になっても、絶対 手に物を持つな。武器を使うのは卑怯者ぞ。それから、万一 山根が怪我をして、相手の親が怒ってきたら、先生が全責任を負っちゃる。殴りに行けと言ったのは先生で、なんでお前が山根を殴らんといかんかったのかも説明してやる。最後までお前を守っちゃるから、思いっきりやってこい!」

意を決した脇田君は、緊張で体がぶるぶる震えていましたが、右手はぎゅっと握りしめられていました。そして数分後、教室が爆発しました。 明日につづく (*^^)v

2007年4月 2日 (月)

はみだし教師のいじめ解消法

塾の講師をしていたころ、担当教室内において、いじめが発生しました。それに対して、私が取った行動を書き記したいと思います。ただし、こういった問題は非常にデリケートな部分があり、賛否両論あるかとは思いますが、あくまでも私自身の信条に基づいての行動であり、それを正当化するつもりはございません。その点をご了解ください。

いじめられていたのは、中学3年生のW君。中学1年のころから、からかわれ始めたようですが、問題が顕著に現れ始めたのは、中3の夏ごろからです。この時期になると、中3生は受験に対してのストレスがたまり始めるころで、それがいじめを加速させる要因となっていったと思われます。

W君は、舌っ足らずなところがあり、話し方に特徴があったため、その話し方を真似されてからかわれておりました。背も小さく、華奢な体格であったこともあって、全く反抗する様子もなく一方的に攻撃を受けておりました。いじめる側の中心となっていたのは、Y君。成績はW君とどっこいどっこいで、中肉中背。クラスの中で冗談を言って皆を笑わせる人気者でありました。その笑わせる材料の一つにW君の真似をしはじめたのがいじめのきっかけとなりました。

私とW君、Y君との関係は、他の生徒よりも よく話をする ある意味でいい関係でした。ですから、Y君を普通に諭してW君をからかうのをやめさせることは、大して難しい問題ではなかったのですが、あえてその手法は取りませんでした。これは、W君にとっては重要な問題であり、自分自身の力で解決する方向に導いてあげる必要を感じておりました。

中3になるまでは、Y君がW君の真似をして クラスの皆を笑わせても、他のみんなも 苦笑いといった感じで、実際W君が嫌がっていることもわかっていたので、歯止めが効いていたようですが、受験を目前にひかえ、やるせないうっぷんが充満しはじめた教室において、それまでの「苦笑い」が「攻撃的な笑い」に転じていったのです。ですから、Y君一人を悪者にすることはできません。一対一の攻撃の場合は、いじめという問題では扱いませんが、これが一対多になることが問題なのです。

その頃になると、さすがにW君からシグナルが出始めました。授業のあいまの休み時間になると、いつも私のところにきて色々と勉強の質問をしはじめました。初めのうちは、質問も続いたのですが、そのうち質問するでもなく、休み時間を私の傍らで過ごすようになります。これは、教室内に居られないシグナルです。でも、彼の口から本来の問題について、相談してくることはありませんでした。本人の口から、相談してくれてまず問題解決の第一歩を踏み出して欲しかったのですが、それはなりませんでした。このままでは、まずい と判断した私は、ある日の休み時間 W君に問いかけました。  続きはまた明日 (*^^)v

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