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2007年7月11日 (水)

大物?タレントの詐欺事件(1)

最近 微妙にお仕事が忙しく、しばらく掲載がストップしてしまいました事を、お詫び致します(T_T)

先日、某タレントが詐欺と恐喝の疑いで逮捕されましたが、今回は、「詐欺」について、ちょこっとお話を進めたいと思います。あくまでも、素人の知識の範囲でのお話ですので、司法関係者の方がこのブログを読んだ場合、表現がおかしい部分があるかもしれませんが、その点はご了承ください。

まず、「詐欺」という犯罪は、実に立証の難しい犯罪であるという事が、特徴的です。いくつか、その例をあげて説明しましょう。

お昼時に、いつものようにラーメン屋で昼食を取っていたあなた。さあ、お勘定を払って店を出ようとしたその時、尻のポケットに手をやると・・・ない。いつもならあるはずの、黒い財布がない。よーく思い出すと、今日家を出る時に、ズボンをはき替えて、財布を入れ替えるのを忘れていたことに気が付きました。あちこちのポケットを探っても、1円も出てきません。免許証や名刺も財布の中なので、身分を証明するものがありません。せめて高級な時計でもしていれば、お金の代わりに置いていって、あとで支払の時に返してもらうということもできるのですが、なんと時計も忘れている。まさに絶体絶命。周りに知り合いでもいないかと、あたりを見回すと、お昼時のラーメン屋、かなりごった返していて、客も頻繁に出入りしている。悪魔のささやきが聞こえてきます。

「このまま、そーっと出ちゃっても、ばれないんじゃないか?」

そして、悪魔に誘導されたあなたは、こっそり店外へ。タダ食い成功!と思った次の瞬間、いきなり背後から肩をむんずとつかまれて、

「お客さ~~ん。お勘定まだですけど!」

見上げるようなでっかい兄ちゃんが、マジ切れ寸前の顔であなたを見降ろしています。

さあ、このケースの場合。あなたの罪は何でしょうか。お金を払わないで、飲食したわけですから、詐欺・・・っぽいのですが、この場合は詐欺罪にはなりません。単に「無銭飲食」であり、支払請求を求められるだけで、刑事事件にはなりません。詳しい解説は後ほど。

では、こういったケースはどうでしょうか。

会社をリストラされて、奥さんも子供を連れて出ていってしまった。残金も500円。明日からどうやって生活していったらいいか、途方にくれているあなた。いっそ死んじゃおうか・・・なんて考えている時に、悪魔のささやきが・・・

「どうせ死ぬなら、死ぬ前に、今まで食べたこともないような、高級料理を食ってから死にたいもんだ。死ぬ気になれば何でもできる。」

そうやって、悪魔に誘導されたあなたは、1食数十万円もするような、高級レストランへと足を踏み入れました。来ているお客さんは、超セレブな人たちばかりで、店内であきらかに浮いてしまっているあなた。店員さんも心得たもので、ちょっと雰囲気の怪しいあなたに、やさしく問いかけます。

「失礼ですが、当店は、1食最低でも3万円のお食事となりますが、よろしいですか?」

そこで、あなたは大見えを切って、

「本当に失礼だね君は。確かに見た目はみすぼらしいかもしれないけど、これは大金を常に持ち歩いていると思われると、危なくてしょうがないから、わざと庶民的な恰好をしているんだよ、私は!」

と、店員を怒鳴りつけて、テーブルへ。そして、出てくる高級料理の数々をしっかり平らげた後、トイレの窓からこっそり店外へ・・・。食い逃げ成功?と思ったら、しっかり店員さんが窓の外で待っていました。

「お客様、レジは反対方向でございます。」

さあ、この場合は・・・詐欺罪成立です。

2つのケース。同じ食い逃げのようであっても、法的には本質が大きく異なります。詳しい解説は明日のお楽しみ (*^^)v

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