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2007年2月23日 (金)

うまい話にはご用心

Photo 我が家の愛犬 花子です。数年前の、まだ子犬だった時の写真です。花子のことを書き込むのはまだまだ先になりそうですが、その後、私の仕事のパートナーとして、大活躍します。

(22日からの続きです。はじめて読まれる方は、昨日の記事もご参照ください)

リアカーに商品(正月用のしめ飾り)を山積みして、スーパーの前に立っているだけで、お小遣いがザクザク儲かる・・・そんな噂話からはじめたアルバイトでしたが、中学1年生にして、そんなウマイ話は無いと身にしみて感じました。

自宅にいながら高収入・月収30~50万・・・なんて広告を目にしますが、ほぼいいかげんです。仮に本当に稼いでいる人がいるとすれば、それなりの努力をかなりしているか、宝くじ一等に当たるくらいの超ラッキーな人じゃないかと思われます。この話も後日、実際に業者とやりとりをした内容を紹介したいと思います。

話を戻しましょう。

アルバイト3日目。このままでは、稼ぐどころか、重いリアカーを一日中引っ張り回しながら、訪問販売の営業と同じで、冷たいおばさまがたの「うちはもう買ったから」「今日 同じような子供が3回もきたのよ」といった断り文句を延々聴き続ける事になってしまう。

何とか打開策を考えないと・・・人が大勢いて、お金も持っていそうで、ライバルのいない場所・・・・・・ん? まてよ

家庭の戸別訪問は、スーパー前を陣取れなかったライバル同業者(まあ みんな子供なんですけどね^^;)のやっていること。おばさんの断り文句も嘘じゃなく、日に何度もいろんな子供がチャイムを鳴らして、「しめ縄いりませんか~~!」と大声を上げていく。確かに数十分おきにこれが繰り返されれば、頭にもくるだろう。

仮に運良く売れても、たかだか1個売れるだけ。

いっきに売れる場所があるじゃない。しかもライバルが行ったという話はきかない。そう、会社訪問ですよ。会社の中には人がいっぱいいる。上司や部下といった序列もあるので高い商品も売れるに違いない。

あたって砕けろ!で市内でも大手の海運会社に飛び込みを・・・。会社に営業マンが飛び込むのはよくある話ですが、ジャージ着た中学生営業マンは初めてだったらしく、受付のお姉さまが、事務所の全員を集めてくれて、15分で完売!! これは絶対売れないだろうと思っていた、超大型のしめ飾り 5000円も、そこの部長さんがお買い上げ・・・あれは後で家に帰ってから怒られたんじゃないかと、いまさらながらお悔やみ申し上げます。

そんなこんなで、会社訪問攻勢で1日でリアカー4杯分の売上達成 !(^^)!  

このままいけば、大富豪か?・・・・・・しかし、そこは子供。大きな落とし穴が。それは、成功を自慢してしまったこと。他の友達(ライバル)に成果を大げさに自慢。当然翌日から会社訪問が横行して、結局売上は打ち止め。

教訓:うまい話は絶対他人には教えないこと・・・だから、逆にうまい話で誘ってくるのは、あやしいって事ですね。本当においしい話なら全部自分でやりますって、大人ならね。ご用心、ご用心。

2007年2月22日 (木)

外貨獲得の第一歩

生まれは九州ですが、小学校から高校卒業までは愛媛県の八幡浜市で育ちました。愛媛ミカンの主な生産地であり、九州へ渡るフェリー交通の拠点として、当時(昭和50年頃)は、けっこう栄えておりました。しかしながら、本四連絡橋の架設に伴い、現在は残念ながら人口の流出が激しいようです。私も、現在は松山市に居住しております。

私が初めて労働というものを体験したのも、この土地ならではのアルバイトでした。昭和53年、中学1年生の冬休み。地域のミカン農家の方が、正月飾り用のしめ縄を作製し、それをリヤカー(今ではほとんど見かけませんね^^;)に乗せて、売りさばくというもので、学校も公認でした。アルバイト代金は売上の50%・・・フルコミッションです。価格設定も、おおまかに決められているだけで、割り引いたり、高値で売り付けたり 自由度の高いものでした。

収入アップにおいて、一番重要なのは売り場の確保でした。当時市内には、大型のスーパーマーケットが1つあり、そこの正面入り口前の道路わきが、一等地でした。農家でリヤカーに商品を積み込み、佐○急便なみの猛ダッシュでスーパーに向かうのですが、私の振当てられた農家は市内からかなりの距離があり、着いたころには主だった場所は競争相手でひしめいておりました。そうなると、あとは戸別訪問しか手はありません。一軒一軒、ドアのチャイムを鳴らし、押し売りよろしく売りつけるのですが、なかなか売上は伸びません。3人1組のチームで行動していますので、1万円の売上でも、半分は農家に、残りを3等分しますので、1700円ほどの収入です。丸一日リアカーを引きずりまわして、3000円稼ぐのがやっと。リヤカーの商品も4分の1売れるか売れないかで、農家の方にも申し訳なく、最初の2日で世間の冷たい風にさらされました。

1等地を確保するにも、労働時間は9:00~17:00と学校側から決められていたため、早朝から場所取りをすることもかないませんでした。年末の冷たい北風が身にしみました。チームの仲間、もちろん彼らも初体験なわけですが、こんなことならコタツにでも入ってマンガ読んでた方がいいや・・・みたいな雰囲気になりかけておりました。(当時はまだテレビゲームはありません^^;)

なんとか、売上を伸ばせないか・・・うなだれながら重いリアカーを引きずって帰る途中、私の脳にエジソンが飛来しました。そして、3日目にはリアカー4台分を数時間で売りさばいてしまうという快挙をなし遂げるのですが、その内容はまた明日。